ですから、お風呂の節水の前に、歯磨きをする際のことを例にあげてみましょう。
歯磨きをしながら、水を流したままにしないで、必ず、蛇口をひねって止めること、これがとても大切です。
歯を磨いている時間は人によって違いますが、3分間、磨く人もいらっしゃるでしょう。
その間、水は捨てられ続けています。
必要がないのに、流し続けているのは、本当にもったいないことです。
流し続けていれば、その分、水道料金も上がるわけですよね。
ですから、考えてみれば、水が流れている、その様子が、一円玉がゆっくりと排水溝に流れていくようにイメージできれば、一番良いのではないでしょうか。
水をだらだらと、流し続けていることは、見方を変えてみると、お金が排水溝へ流れて行くことと同じことなのです。
水が流れても気にならないけれど、お金が流れていたら誰だってもったいないと思いますよね。
歯を30秒しか磨かなくても、その30秒、6リットルの水が流れていると言いますから、その分の水道料金がもったいないです。
使っていない水は、流したままにせず、しっかりと止める習慣をつけましょう。
ちなみに、水が流れていなくても、蛇口がしっかりと閉められていなくて、ポタポタと水滴が落ちているケースでも、1日あたり、10リットルが無駄になっています。
ですから、蛇口はしっかりと閉めて、漏れのないようにしたいですね。
さて、本題のお風呂で節水する方法です。
お風呂は毎日、入るものですし、湯船にはたくさんの水を使います。